2007年08月18日

第十三話 結局のところ、周りの恩恵によって生かされてきたに違いない。

ちと更新が疎かになってしまったの。
記憶の墓地を掘り返すのもなかなか骨の折れる作業なのだよ。

どうも、サイトウジュンです。


ほぼ毎晩に渡る、彼との最強に前向きな会合と平行して、もちろん音楽的な活動は続けていたのだが、やはり独学には限界があった。

(生まれながらに才能を賜った人達は例外だが。)


夏が旅支度を始め、秋の足音が聞こえて来そうなある晩、酒の勢いも手伝って思わず言ってしまった。

「則竹さんの付き人をやりたい…うむ、やりたい…うむ…(泥酔)」

「技術的な向上」を図るには、本気でそれ以外に道がないと思ったのだ、おそらく。
唯一無二となってしまっていた取り柄、死ぬまでこれを続けたいのか?
それは正直な話、よく分からなかった。
当時の俺はあまりにも若輩で、周囲は素晴らしく一流だった。

普通ならば、酒の席、酒の勢いの、そんなにおもしろくない冗談で済んだだろうと思う。

しかし、二つ返事で彼は言った。

「俺、来週打ち合わせで会うからよぅ、聞いてみるよ。時期的にも丁度いいんじゃねぇかな?」


おっと…
超タイムリーだ。話が大きくなってしまったぞ。

俺の人生が一気に別次元まですっ飛んでいく瞬間。
分岐点には必ずT氏がいる。

今思えば、成るべくして弟子になったのかもしれん。
posted by サイトウジュン at 20:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 昔話り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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